すいーとまむ通信

すいーとまむ １５周年記念
遺伝子組換えルーレット
上映会
&
印鑰智哉さん
田中優さん
枝元なほみさん
お話し会

１０月２２日 (土) １３：００〜
７０名近くのたくさんの方に足を運んでいただきました。




現在日本国内では遺伝子組換え作物(GMO)の商業栽培は行われていませんが(実験農場はあります)、次の８つの作物は遺伝子組換えが政府によって承認されています。
大豆、トウモロコシ、綿実、菜種、馬鈴しょ、アルファルファ、てんさい、パパイヤ。
これらは主にアメリカ合衆国、ブラジル、アルゼンチン、インド、カナダなどから日本へ輸入されており、加工品となって大量に流通しています。
ほかにも日本国内大手粉ミルクメーカー６社で販売されている粉ミルクは表示はされていませんが、遺伝子組換え作物による加工品が『粉ミルクを安定して調達できるようにするため』という謎の理由で使われているそうです。
加工品や遺伝子組換え飼料を与えられて育った食肉には遺伝子組換えである事の表示義務がないため、私たちは知らずにたくさん口にしているのが現状です。そして遺伝子組換え食品は現代病とも言われるアトピーやアレルギー、鬱病またはガンなどの一因と言われています。
遺伝子組換え作物の問題点は私たちの健康への影響だけにとどまりません。
作物の多様性をなくし、生態系を壊し、やがて地球環境をも変えてしまいます。環境(地球)が変わるということは人間の未来も変わるということは想像できるのではないでしょうか。

このような『遺伝子組換えでないものを食べたくても食べれない』現状を変えていきたいですね。
政府が守ってくれる…誰かが声をあげてくれると期待していたら…いつか変わるのでしょうか？
そのいつかを待つよりも早い方法があります。
私自身が食べるものを変えればいいのです。一人一人が『遺伝子組換えは要らないよ！使っていない食べものや製品を私は選ぶよ！』と言っていけば、私が変わり、家族が変わり、友達が変わり、地域が変わり…
明るい明日につながっていくと思います。
こうした、私たちの小さなアクションが、やがて社会を変えていくのだと思います。


【 遺伝子組換えルーレット 】上映会をします。とお伝えしたとき『なんだか怖そうな映画ですね』と言われる方がたくさんいらっしゃいました。
確かに怖いイメージです。でも知らないでいるのはもっと怖い気がします。
知っていればできることがあります。
安心して食べられるものもあります。
世界や日本の中には作物を生命ととらえて、地球環境にも配慮し、愛情と手間暇をかけて向き合ってる賢者がたくさんいます。
種が採れる種を蒔き、野菜や穀物に農薬を与えず、牛や豚や鶏を牧草地の中でのびのびと育てている。自然な姿に極近い方法で。
表に出てくる大企業の商品に埋もれていて私たちが知らないだけなんだと思います。
そんな食物を見つけて選んでいくこと、不安な商品は直接店舗やメーカーに問い合わせすること。そういうことが私たちの暮らしを守る一歩になるのではないかと思います。

最後に
すいーとまむ１５周年記念 上映会&お話し会に際し、無理なお願いを快く引き受けてくださったゲストの印鑰智哉さん、枝元なほみさん、田中優さん。私たちを明るい未来へ導いてくださってありがとうございました。
そして、企画の時から力を貸してくれたみなさんありがとうございました。
そして参加してくださったみなさん、ありがとうございました。